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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年08月31日

大物車 シキ611

お休み2日目です。朝から日本列島を秋雨前線が南下し、朝から西日本は雷雨でした。
そんな悪天候にもめげず、青春18きっぷを握り締め、米原・清洲へ日帰り遠征してきました。

目的は、「特大貨物を撮ること」です。
米原操車場に大物車シキ611が大型変圧器を積んで留置されるとのことなので、もう2度とないチャンスだと思い、遠征を先週からずっと楽しみにしていました。
シキ611は現在使用されている大物車の中でも最大級の大きさを誇り、貨車の王様と呼ぶに相応しいです。


▲新快速の車内より
朝イチの電車で東進、関西アーバンエリアを抜けて、米原へ。
情報どおり、米原操車場にシキ611がいました。お供に車掌車ヨ8000を引き連れて。
留置場所によっては障害物で撮れないのではと、心配していましたが、なんとか一安心。

ヤンマー中央研究所裏の農道に辿りつくまで、ウロウロ遠回り。やっと道をみつけました。
数キロ歩きましたが、全身汗だらけになりました。

▲ヨ8629 + シキ611B1
12軸+変圧器+12軸=24軸 の車輪が並んでいます。軸箱が整然と並び、その巨大さに圧倒されました。
車掌車ヨ8000には、変圧器メーカーや運送会社の日通の社員の方々が添乗するそうです。
シキ611は車体の中央が分割され、大型の変圧器が車体の中央に挟み込まれ、それ自体が車体の一部となっています。


▲223系新快速とシキ611
223系と比べると、シキ611の巨大さがよくわかります。長さは変圧器込みで40メートルぐらいあるのかな?


▲突放禁止!?
シキ611の車体には、わざわざ「突放禁止」と表示されています。自重だけで95.7トンもある、このバケモノ貨車をいったい誰が突放するのやら。あ~恐ろしい(笑)。
そういえば“ソ300”にも突放禁止って書かれていたなあ(爆)。


▲変圧器
シキ611には240トンまでの荷重の物が積載できます。
この変圧器は何トンぐらいあるのでしょう・・・。
どうやら大きい部類に入るみたいで、200トンを越えてるかもしれないですね。
今回の輸送は、三重県の多気町にある変圧器製造の電機メーカーから、大阪の安治川口までとなりますが、輸送時の制限速度の関係で、残念ながら深夜にしか走りません。
いつか、機関車に牽かれたシキ611が走行するシーンを見てみたいですね。  

Posted by ちいふ at 23:59Comments(2)業務列車/特大貨物